6月11日(金)は、北海道各地で、平年よりも軒並み高い気温が観測され、173地点のうち30℃以上の真夏日となったのが54地点にも及んだ。
小樽でも、8:00頃にはすでに20℃を超え、さらに気温が上昇。11:47に31.9℃と、今季初の真夏日を観測。30年間観測した平年値は20℃で、それよりも高く、平年であれば、7月下旬から8月上旬に観測されているという。
道内で一番の暑さを観測した美幌は、34.6℃(13:18)で猛暑日に近づいた。同じように最も暑い時期を上回る気温となったのは144地点もあった。
暑さに慣れていない市民は、日傘をさしたり日陰を歩くなどして直射日光を避け、少しでも涼しさを求めていた。
札幌管区気象台によると、日本の東にある高気圧の影響で雲がかかりづらくなり、晴れ間が広がったことと、南からの暖かい空気が流れ込んだ2つの影響により、気温が高くなったとし、暑さのピークは今日までで、明日12日(土)は高気圧が離れ、気圧の谷の影響で気温も下り雨が降る所もある見込み。
小樽市保健所では、食中毒警報第1号を、本日11日10:00から14日(月)10:00まで発令した。
調理の前後には手洗いを行い、食品の取り扱いに注意し、生鮮食品はできるだけ早く調理。中心部まで十分加熱して早めに食べるなど、注意を呼び掛けている。
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