2021(令和3)年度危険物安全週間(6月6日〜12日)が全国一斉に始まり、小樽市消防本部では、6月7日(月)11:00から消防庁舎(花園2)前に集合して、車両パレードを実施した。
危険物を貯蔵又は取り扱う事業所及び市民に、同週間の実施を広報し、危険物に対する知識の普及啓発を図り、危険物に係る事故や災害を防止することを目的としている。
小樽消防安全協会(上参郷光祐会長)加盟の株式会社荒田商会、株式会社樽石、河辺石油株式会社、アヅマ石油荷役サービス株式会社小樽営業所、六光石油株式会社のタンクローリー車5台と、先頭に指揮2号・最後尾に火災調査車の計7台がパレードに参加した。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い出発式は中止し、土田和豊消防長・上参郷会長・消防署員らが見守る中、広報のアナウンスを響かせて市内パレードへ出発。
花園十字街を左折し、産業会館前-ホーマック前-東小樽交差点-桜ロータリー-朝里十字街と巡り、消防庁舎へ90分ほどかけて走行した。
2020(令和2)年度は、市内での危険物施設火災の発生はないが、危険物に係る事故は24件で、そのうち危険物製造所等の施設3件・その他21件。
全国での危険物施設における事故の発生件数は562件、火災件数187件・流出375件となり、2019(令和元)年中に比べると36件減少した。
同週間に合わせ、輸送所の立ち入り検査や警防視察を実施し、24日(木)はアヅマ石油荷役サービス株式会社小樽営業所(手宮1)で、地震によりタンクに亀裂が入り漏れを想定し、危険物施設火災防御訓練を実施する。
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