新幹線新小樽(仮称)駅 デザインコンセプト作成へ

 鉄道を建設する独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は、2030(令和12)年度末の北海道新幹線(新函館-札幌)の新駅計画の検討を進めるにあたり、新たな駅が開業する小樽市・長万部町・倶知安町・八雲町に、駅舎の設計の基となるコンセプトの作成を依頼。

 

 同機構では、利用者に喜ばれ、便利で使いやすい駅、地元に愛される駅を地域住民と協働で作り上げる基本姿勢の下、地元自治体で作成したデザインコンセプトを基に駅の設計を行っている。

 

 竹津英二北海道新幹線建設局長が、5月6日(木)10:45から小樽市役所(花園2)2階市長応接室を訪れ、迫俊哉市長は、「自然と調和させることが大事な要素」と述べ、新小樽(仮称)駅制作依頼の文章を受け取った。(写真提供:広報広聴課)

 

 各自治体が作成したデザインコンセプトを基に、機構がデザインの素案を作成し、3つの案を提案。自治体はその中から1案を選定し、機構へ推薦案を提出。推薦案を基に機構が駅の実施計画に着手する流れとなっている。

 

 ◎鉄道・運輸機構(外部)