商大生のマジプロ 市内2ヶ所で中間発表会


majipro1.jpg 「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(マジプロ2010)」の中間発表会が、9月23日(木)、サンモール一番街と小樽築港駅マリンロードの2ヶ所で行われた。
 「マジプロ」は、小樽市と小樽商科大学の連携事業の一つ。学生が、小樽の活性化をテーマに、学生の視点で課題を発見し、解決策を探る。
 3期目となる今年度は、2年生26名が8チームに分かれて、小樽築港地区の活性化、中国・ロシアへの小樽PR戦略、中心市街地活性化イベント、小樽の歴史的建造物利活用の4課題に取り組んでいる。
 23日(木)の中間発表会は、プロジェクトの途中段階を公開し、市民からの意見や感想を取り入れ、より魅力的で実現性の高いものにする狙い。
 学生たちは、市民をはじめ市議会議員や市職員らを前に、各々のプロジェクトをプレゼンテーション。調査やアンケート結果をもとに企画したプロジェクト案について発表した。
majipro2.jpg 商店街活性化には、商店街の魅力をゲーム感覚で伝えるクロスワードイベント。築港地区の活性化には、築港と運河を結ぶ水上タクシー。ナイトクルージングで夜の海やウイングベイの賑わい作りなどを提案した。
 プレゼン後は、活動内容をポスター提示し、学生と市民が話し合うポスターセッション。
 市民からは「ナイトクルージングの発想は良いがお金はどうするか」、「ロシアの人に対応出来る具体的な方策が必要」などの意見がでた。
 商大生は、「ウイングベイは、全国のショッピングモールにはない海が目の前にあり、差別化が図れる」、「ロシア人を商店街に呼ぶために、ロシア人が良く行くお店でアンケートを実施した」、「夢がある写真をスライドして明るい街をアピールしたい」などと述べていた。
 最終成果報告会は、11月を予定している。
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