小樽市立望洋台中学校(望洋台3)では、4月9日(金)、新入生の対面式が行われた。5校時目に生徒会による年間行事などの紹介、6校時目は部活動紹介などが行われた。(写真提供:望洋台中学校)
新入生が早く学校に慣れるよう、入学後まもなく行われている同校恒例行事で、今年も新型コロナウイルス感染症対策として、生徒間の距離を十分に保ち、入場者を新入生と紹介に携わる生徒のみとした。
部活紹介等に携わらない生徒は、各教室で、市教委が配備した校内放送システム専用ソフト「放送しまーす!」を活用し、体育館の様子を鮮明な画像を楽しく視聴した。
対面式では、同校の1年のあらましなどを映像等を駆使し、生徒会役員による説明があり、新入生が身を乗り出して聞き入る様子が見られた。
部活動の紹介では、2、3年生の迫力あるパフォーマンスに圧倒され、サッカー部で、「シュートを打ってみたい人!」と聞かれ、複数の新入生がチャレンジ。その後、3年生部員が鮮やかにゴールを決めると、大きな拍手が沸き上がり、会場は大いに盛り上がった。
終了後、新入生代表生徒が、感謝の意と今後の中学校生活に向けての強い決意を述べていた。
対面式の運営等に当たった生徒会担当の山田香織教諭は、「新入生の緊張をほぐせるよう、短い期間で生徒会9名が企画し、各部活動でも準備をしてくれた。今期生徒会として、最初の大きな活動だったが、反省点が多く上がった分、今後に生かそうという姿があった」と、企画の意義や成果を語った。
この様子を見ていた古田優子望洋台小学校校長は、「卒業したばかりの6年生が制服に身を包み、こんなにも目を輝かせている姿に感動した」とうれしさをにじませた。