6月5日(土)10:30から、札幌円山球場で行われた、第43回春季全道高校野球大会の準決勝第1試合で、小樽潮陵が強豪・函館大有斗を6-3で下し、ついに念願の全道決勝進出を果たした。
小樽潮陵高校(潮見台2)は、小樽きっての進学校として知られる。同校野球部は、ちょうど創部100周年を迎える。このメモリアルイヤーの全道決勝進出だけに、関係者は大喜びで、監督や選手はあと1勝と全道優勝へ向け、あらたに気を引き締めている。
◎第43回春季全道高校野球大会・準決勝第1試合の結果(6月5日)
小樽潮陵 6-3 函館大有斗
第2試合の結果
駒大苫小牧4-3札幌国際情報
1 |
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6 |
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8 |
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計 |
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小樽潮陵 |
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0 |
2 |
0 |
4 |
0 |
0 |
0 |
6 |
函大有斗 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
3 |
潮陵のエース三輪投手が9回を完投。3回に函大有斗に1点を入れられ、先取点を許すも、4回表に当っている一塁手の三室選手が右中間にタイムリー二塁打を放ち、2点を叩き出して逆転。6回にも“潮打線”が爆発し、三室選手が3点目、ショート高田選手が4点目、一番サードの村上選手のタイムリー適時打で、さらに2点を追加。この回一挙に4点を取り、試合を決定付けた。
7回裏に三輪投手に疲れが見えたところで、函大有斗が2点を奪ったが、この後、エースの三輪投手が踏ん張り、全道大会25度の出場と優勝2回の強豪校を退けて、大金星を挙げた。
準決勝の第2試合は、駒大苫小牧が札幌国際情報を4-3で下した。
札幌円山球場で、6日(日)13:00からの決勝戦は、小樽潮陵と駒大苫小牧が、全道No.1を巡って、最後の激突をする。
応援に駆けつけた潮陵OBたちは、札幌円山球場で校歌を歌うのが夢だったが、今回の快進撃で3回も校歌を歌えたと、後輩たちの活躍に大満足。
6日の決勝戦が、更に賑やかな応援で盛り上がることになる。
フレー、フレー潮陵!フレー、フレー潮陵!ガンバレ、ガンバレ、潮陵!ガンバレ、ガンバレ、潮陵!