太平洋高気圧の影響で本州方面から暖かい空気が北海道に入り込み、小樽市内では、12:00には30℃の真夏日を超え、最高気温は33.8℃となった。
8月下旬の最高気温の平年値は24.3℃で、この日の最高気温は33.8℃で9.5℃も高い。さらに8月下旬に33℃を超えたのは、1966(昭和41)年以来44年ぶりだ。
真夏日となった市内では、日傘を差す観光客の姿が多く見られた。小樽運河の浅草橋街園脇に設置されている温度計は、12:40に35.5℃と猛暑日を記録。観光客たちは、汗をぬぐいながら温度計の前や運河を背景に記念撮影していた。
さらに、小樽の中心街の都通り商店街にある温度計では、14:49に36℃を記録。札幌管区気象台の記録では最高気温が33.8℃だが、気温差が2~3℃ ある市街地では35℃を超える猛暑日となり、市民たちは、「本当に暑い。今日は今年一番の暑さではないか」と、暑さにうだっていた。
同気象台の週間天気予報では、最高気温が30℃から29℃としており、厳しい残暑となりそうだ。