小樽市(迫俊哉市長)は、新型コロナウイルスに感染した患者及び死亡者がいなかったことと、市内で発生していた協会小樽病院のクラスターが、3月8日(月)を以って収束したことを、9日(火)15:00に発表。
1月22日(金)に公表された同病院のクラスター関連は、21日(木)に入院患者5名の感染者を確認して以来、入院患者33名(含市外2名)・職員34名(含市外5名)、合計67名の感染者を出した。
25日(月)には、保健所を含む現地対策本部を立ち上げ、北海道から医師派遣、道や系列病院から看護師の支援を受け、2月23日(火)公表の職員の感染を最後に、感染者が発生していなかった。
保健所では、最後の感染者の最終勤務日21日(日)から、2週間以上が経過した3月5日(金)に現地調査を行い、院内の感染防止対策に問題がないことから、8日(月)を以ってクラスターが収束したとした。
8日までの小樽市における現検査状況は、累計14,488名のうち陽性者796名。陽性者のうち入院中10名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養0名・宿泊療養施設調整中1名、陰性確認済等735名、死亡41名。
自宅・施設療養とは、宿泊療養施設にいけない人で自宅や施設で待機する人のことで、現在、市内では施設ではなく、自宅療養中となっている。
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