自転車で小樽を探検する「小樽探検隊」(渋間靖隊長)が、市立小樽文学館(色内1)の企画展で紹介されることになった。
同探検隊は、2007(平成19)年に、菁園中学校の7人(当時2年生)で結成したグループ。自転車に乗って、歴史的建造物や市内各地の1丁目巡りなどを行い、オリジナル歴建ガイドマップを作成。「歴史的建造物巡り」などの小樽観光案内も実施し、各方面から注目を集めている。現在は、高校2年生8人の男子で隊を編成している。
市立文学館では、「中学生の頃から、彼らの活動に注目していた。毎年やることがおもしろいので、今回はこれまでの活動歴を紹介したい」と、8月7日(土)から29日(日)まで、企画展「走れ!!小樽探検隊」を開催することにした。
現在、内容を検討中だが、写真や地図などで探検隊の活動の歴史を追い、活動を通して見えてきた新鮮な小樽像も隊員たちの文章で紹介する。
渋間隊長(17)は、「探検隊のことが、文学館で紹介されるほど認知されていることはすごく嬉しい。企画展では、僕たちがやっていることを、僕たちの目線で見てもらいたい」と話している。
探検隊は、現在、「小樽元気プロジェクト」をつくり、小樽のB級グルメの開発に取り組んでいる。
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