新型コロナワクチン接種に向け 小樽市も調整中

 日本でもようやく新型コロンウイルスワクチンの接種が始まり、北海道でも2月19日(金)から一部医療機関で始まっているが、小樽市(迫俊哉市長)では、5日(金)から、市役所(花園2)本館2階に、小山秀昭副市長を本部長、田中宏之保健所所長を副本部長として、新型コロナワクチン接種対策本部を立ち上げ、スムーズな接種に向けて調整を行っている。

 

 国の方針では、3月中旬以降、道内6,500を越える医療機関で接種が始まり、4月から、65歳以上の高齢者に接種を行うとしているが、同市の22日(月)時点では、接種に向けて調整中で、現時点で他に示せることはないという。

 

 16日(火)の市長定例記者会見によると、市ではワクチンを保管する冷凍庫8台の配置を予定し、15日(月)に小樽市立病院に1台配置済み。3月中旬には小樽掖済会病院に1台、他6台は配置先を調整中。

 

 北海道が主体となって接種体制を整備する医療従事者のワクチン接種は、同市では約5,000人を見込む。小樽市立病院他、市内公的病院等の実施に向け準備を進めている。

 

 住民については、各市町村が実施主体となり、国では、4月以降高齢者から順次行う予定としているため、同市では、国からのワクチン供給状況により決まるので、現在示すことはできないが、スムーズに実施できるよう準備を進めている。

 

 ◎2月16日市長定例記者会見記録(外部)

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