23回目となる小樽雪あかりの路は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け中止を余儀なくされたが、再生医療に貢献する日本のバイオ研究開発企業・株式会社金太郎Cells Power(アレクセイ・グラドコフ代表取締役)では、昨年10月に開設した小樽忍路研究所敷地内の静かな自然溢れるロケーションを活用し、2月12日(金)~14日(日)の3日間、スノーキャンドル等150個のロウソクを点灯し、初めての雪あかりを体験。
今年初めて小樽で冬を過ごす同研究所では、同イベントのあかりの路会場にいち早く名乗りを上げていた。
コロナ禍ではあるが、やってみて分かることや、やったみた中で工夫も生まれることを今後に活かそうと決行。あかりを灯した忍路を訪れ、密にならないよう散策してもらい、良い思い出になればと開催を進めた。
11日(木)から会場づくりを行い、雪壁をくりぬきスノーキャンドルを作り、約150個のロウソクを灯した。
ロウソクの灯と共に会場を盛り上げる、常設のプロジェクションマッピング、赤い細胞神社と金太郎Cells Powerのシンボルカラーである青いルーンマークが、裏山や庭の天然スクリーンに映し出され、新名所のパワーを発揮している。
井戸の上に積もった雪を活用して、同社名の金太郎の雪像もお目見えした。
初日の12日11:03に最高気温2.2℃を観測し、スノーキャンドル作りには気温が高めとなったが、17:00過ぎの点灯後は風もない穏かな天候に恵まれ、ロウソクの火が消えることはなく、訪れた近隣住民は、揺らめく炎の幻想的な風景を楽しんでいた。
アレクセイ代表は、「北海道の大きな財産の雪と、忍路の場所の価値を活用して雪あかりを開催した。コロナに負けないパワーをもらいに、ぜひ楽しんでもらいたい」と話した。
13日(土)・14日(日)も17:00過ぎから20:00頃までを予定している。
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