鎌田・商工会議所会頭が退任 山本副会頭が昇格へ


kamata.jpg 小樽商工会議所の鎌田力会頭(74)は、6月29日(火)11:00から小樽経済センター大ホールで開いた「第121回通常議員総会」で、今期で退任することを正式表明した。
 鎌田会頭は、小樽信用金庫特別顧問。1999(平成11)年9月、川合一成前会頭が任期途中で辞任したことで、副会頭から会頭に就任し、現在5期目。
 同総会で、「今年は議員改選期に当たっておりますので、11月1日に臨時議員総会を開催して、議員の皆様にご審議をいただく事としておりますが、私のことに関してご報告を申し上げます。
yamamoto.jpg 私は、今任期満了時には後期高齢の75歳になりますことから、今期が世代交代の時と決めております。従いまして、去る6月15日開催の常議員会において新会頭候補者として山本秀明副会頭(57)を提案させていただき、承認をいただいておりますことをお含みいただきたくお願いを申し上げます」と、会頭職を退き、新たに山本副会頭を新会頭に推薦する意向を発表した。
 山本副会頭は、「11月1日の常議員会で決定するが、会頭から、人事や政策の面で早めに動けるようにと配慮を頂いた。これから、人事を含めて、政策のことも副会頭と擦り合わせて一本化したい。副会頭の人数の見直しや、地元の疲弊脱却を考えていきたい。市長選については、参院選が終わってから」とコメントした。
 山本副会頭は、1976(昭和51)年4月、総合ビルメンテナンス業の協和総合管理株式会社に入社、1983(昭和58)年には取締役社長に就任。1994(平成6)年から同会議所の議員、1999(平成11)年から副会頭を務めている。