小樽市北前船日本遺産を活用したwithコロナ期対応型イベント開催実行委員会は、観光庁｢誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成｣実証事業の一環として、北前船の小樽における魅力を旅行者に伝えるため、分かり易い解説で楽しめる動画2本を、1月25日(月)からYouTubeで公開した。
同実証事業は、これまでの深堀り小樽北前船堪能バスツアーや北前船構成文化財カードをゲットするカードラリーと、30日(土)開催の｢withコロナ･小樽北前船観光推進シンポジウム｣を企画している。
完成した動画は、同実行委員会メンバーの小樽商科大学グローカル戦略推進センター高野宏康氏が監修し、1本目(6:58)は、FMおたるのパーソナリティも務めるgift of voice 代表の石橋八千代氏がナレーターとなり、市内における日本遺産構成文化財の紹介が中心で、2本目(8:46)は、同市在住のシンガーソングライターおがわとーる氏が、北前船主の西谷庄八役となり、自身が建てた旧小樽倉庫や木骨石造などを紹介する内容で、小樽市が関連した北前船を紹介する動画の制作は初めてとなる。
2018(平成30)年5月24日に、文化庁が認知する日本遺産ストーリー｢荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地･船主集落｣に、追加認定された。
高野氏は、「動画は、ドローン空撮映像などを駆使した仕上がりで、市民にとって馴染み深い倉庫も、歴史を遡って見てみると、さらに新鮮さを感じることができる。観光客にも小樽に来たくなるよう、深堀したところがポイント。YouTube紹介され、簡単にアクセスできる」と、多くのアクセスに期待した。
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