小樽スキー連盟(花園4)の指導員による歩くスキー教室が、1月23日(土)からからまつ公園運動場周辺で始まった。
冬期間の体力づくりと歩くスキーの普及のために、小樽教育委員会が主催し、おたる自然の村公社共催。
今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮して、第1回目を本日23日と24日(日)・30日(土)・31日(日)の4日間、第2回目を2月19日(金)・20日(土)・21日(日)・23日(火・祝)の4日間、小学生以上を対象に開講。1日でも2日でも受講できる日を選べるが、事前予約が必要。歩くスキー用具は無料貸出。
初日23日は、初心者4名を含む15名の申込みのうち13名が受講。北海道スキー連盟クロスカントリー競技本部強化専門委員の金谷浩克コーチや同クラブ10名が指導員を務めた。
受講者は調節のできる服装で、同運営ハウス2階に集合し、実技前に、坂口公認指導員から歩くスキーについての説明を受け、スキーとストックの長さのめやすの資料を配布された。
歩くスキーは、上肢・体幹・下肢の大筋群を継続的に動員する有酸素運動で、自分の体力に合わせてできるため、幅広い年代が楽しめるスポーツ。
グラウンドに出て、初心者にはスキーを履くところから指導があり、受講者たちは準備体操で身体をほぐした後、深々と雪が降る中、歩くスキーを体験した。
指導員を手本にフォームを真似しながら、ゆっくりとスキーを滑らせ、テニスコート方面まで行く1周約800mのコースを3周しながら、基礎を学んだ。
高校生の時以来の男性や初めて体験する女性など様々で、「楽しい」と笑顔だった。
同運動場では、クロスカントリースキーコースと運営ハウスを、1月8日(金)〜3月28日(日)10:00~16:30(月曜日と祝日の翌日は休み)に一般開放し、用具を無料で貸し出している。市民をはじめ、高校のボート部や陸上部が冬場の練習に利用し、林間コースでは冬ならではの景色を楽しむことができる。
恒例の歩くスキーと雪あそびの集いは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となっている。
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