小樽市(迫俊哉市長)は、1月21日(木)16:00から、小樽市民会館(花園5)2・3・4号室で、小野寺正裕福祉部長と柴田健治保健所次長による緊急記者会見を開き、市役所内でクラスターが発生したと発表。
小野寺福祉部長は、「感染防止策の周知を徹底し、感染防止に向けた意識の高揚、より危機感をもって職員の意識啓発に努めたい」と述べた。
20日(水)に、福祉部生活支援第1課(本庁舎本館1階)に勤務する40歳代男性正職員の陽性が判明し、これまで確認された生活支援第2課3名・相談室1名の感染者と合わせ、5名の職員が感染したことになり、同支援課内においてクラスターが発生した。市内では12件目のクラスターとなる。
この職員は、14日(木)に、同第2課職員3名の陽性が確認されたのを受け、関係職員としてPCR検査を受け陰性だったが、20日の出勤後、症状が出たため早退して市内医療機関を受診し、再度検査で陽性が確認された。
14日以降、同第1課の窓口を閉鎖していて来庁者との接触はないと判断。1課すべての職員30名の検査を実施し、明日に結果が分かる。
同第1課の窓口は、2月3日(水)まで引き続き閉鎖。執務室は昨日消毒済みで、来庁者の対応は、市役所本庁舎本館1階向かって左側の相談窓口で、これまで勤務したことのある経験者等が務める予定。
感染拡大防止のため、福祉部生活支援室63名と18日から相談室に応援に来ていた職員4名の67名が、濃厚接触者として自宅待機する。
柴田次長は、クラスターに認定した理由について、「感染経路は必ずしも1つではないが、市役所内部で1つのフロアから複数名が出ているため、クラスターとした。本館1階の向かって右側を閉鎖し、左側では1部陽性者が出ているが、これ以上の広がりはないとみている」と述べた。
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