「とらと~らと~らとら」。6月20日(日)13:00から小樽市民会館(花園5)で開かれた「第2回小樽伝統文化の会 和を遊ぶ」の舞台で、小樽で最後の芸者「喜久姐さん」が”お座敷遊び”を披露した。
小樽伝統文化の会(藤間扇玉会長)の主催。市内で長年続いている三曲、詩吟、いけばな、長唄、日本舞踊の師匠たちが協力し、それぞれの技を披露するイベント。今年は、小樽で最後の芸者と言われる85歳の現役芸者「喜久姐さん」に特別出演を依頼した。
「喜久姐さん」は、1931(昭和6)年に開催された海港博覧会で出来た、小樽を歌った昭和の流行歌「小樽小唄」に合わせて舞い、やっこさん、とらとら、ぎっちょんちょんなどの遊びを再現。
ステージでは、北一硝子の浅原健藏社長、政寿司の中村全博社長が、「とらと~らとら」に合わせ、虎や加藤清正の槍、老婆の形で対決。会場を埋めた来場者たちも、一緒に手拍子を送ったりと、和やかな雰囲気が広がっていた。
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