さらにクラスター2件増 小樽市内感染者11名確認

 小樽市(迫俊哉市長)は、12月31日(木)に、市内314例目〜324例目(道内13512例目〜13522例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者11名が確認されたと、1月1日(金)15:00に発表。

 

 市内314例目〜324例目のうち、感染経路不明なのは322例目のみで、323例目と324例目は医療法人北仁会石橋病院(長橋3・白坂知信院長)関連。11名のうち軽症6名・無症状4名・調整中1名。

 

 クラスターが発生している石橋病院は2名増え、また新たに12月29日(火)〜31日(木)にかけて、市内スナックや介護事業所に関連したクラスターが発生。これで10件のクラスターが確認された。

 

 濃厚接触者の範囲が特定され、現時点では感染拡大の可能性が低いことから、店舗や事業所の名称は非公表とした。

 

 12月30日(水)~1月1日(金)発表により、スナックでは、従業員3名と利用者4名の合わせて7名の感染者を確認し、今後10名程度の濃厚接触者の検査を予定。介護事業所でも職員2名と利用者3名合わせて5名の感染者を確認し、これまでに35名の濃厚接触者の検査を実施し陰性だった。

 

 石橋病院では、昨日約150名の職員の検査を実施した結果、3階1病棟の看護職1名と、さらに2階3病棟の入院患者1名の感染が分かり、45名(患者41名・職員4名 )の感染者となった。職員4名のうち市外で公表分の1名を含む。

 

 また同院入院中の陽性患者34名のうち1名が転院し、本日の感染者1名と合わせて入院陽性患者数は変わらず34名となった。
 

 これまで患者が発生した病棟以外の3階1病棟の看護職の感染が分かり、今後、患者の検査を実施していくところで、他のクラスターの例を見ても、若干続く可能性が考えられ、どこまで感染を止められるか、今が頑張りどころだ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計6,958名のうち陽性者324名。陽性者のうち入院中53名・宿泊療養施設10名・宿泊療養施設調整中16名、陰性確認済等239名、死亡6名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月1日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎石橋病院HP(外部)

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