小樽市(迫俊哉市長)は、26日(木)に、市内202例目〜210例目(道内8170例目〜8178例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者9名が確認し、27日17:00から、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で、貞本晃一保健所所長と森貴仁教育部長が出席して記者会見を開いた。
感染拡大を懸念し、28日(土)~12月11日(金)の2週間、市立稲穂小学校を学校閉鎖に、それに伴い、小樽勤労女性センター(花園2)放課後児童クラブも休業とした。同校登校日や同児童クラブの利用は、12月14日(月)からとなる。
市内202例目(道内8170例目)は、小樽市在住の80歳代無職の女性。無症状で、市内指定医療機関に入院中。市内196例目(道内7910例目)の患者の濃厚接触者。行動歴及び濃厚感染者については、現在調査中。
市内203例目(道内8171例目)は、小樽市在住の30歳代女性会社員。無症状で、入院先調整中。市内200例目(道内7914例目)の同居家族。
市内204例目(道内8172例目)は、小樽市在住の年齢・性別非公表で稲穂小の教職員。無症状で、入院先調整中。感染が判明し児童34名を検査したところ、市内205例目(道内8173例目)と市内206例目(道内8174例目)の児童2名の陽性を確認した。
市内205例目(道内8173例目)は、小樽市在住の10歳代男子児童。無症状で、入院先調整中。市内204例目(道内8172例目)の教職員の濃厚接触者。
市内206例目(道内8174例目)は、小樽市在住の10歳代女子児童。無症状で、入院先調整中。市内204例目(道内8172例目)の教職員の濃厚接触者。
市内207例目(道内8175例目)は、小樽市在住の40歳代男性会社員。無症状で、入院先調整中。市内195例目(道内7909例目)の同居家族。行動歴及び濃厚感染者については、現在調査中。
市内208例目(道内8176例目)は、小樽市在住の30歳代女性会社員。無症状で、入院先調整中。市内195例目(道内7909例目)の同居家族。
市内209例目(道内8177例目)は、小樽市在住の10歳代女子児童。無症状で、入院先調整中。市内小学校の児童で、市内195例目(道内7909例目)の同居家族。
市内210例目(道内8178例目)は、小樽市在住の60歳代無職の女性。20日(金)が発症推定日で、咳・頭痛があり軽症、市内指定医療機関に入院中。感染経路不明。
同校は、11月19日(木)に児童1名の陽性を、20日(金)に児童4名と教職員1名の陽性を確認し、同日クラスターの発生を確認し、20日(金)~12月3日(木)の間、学級閉鎖となっていた。
本日発表の3名(児童2名・教職員1名)は、クラスター発生の同学年で別クラス。別のルートからの感染と思われ、クラスターの関連性は現在調査中。
本日発表の9名のうち、市内210例目だけが軽症で、残りの8名は無症状。現在、重傷者はいない。
「感染が広がり、学校だけで収まらない心配があり、児童なので兄弟・姉妹から、学校へ家族へと広がっている。学校を中心に市民に広がる心配があるため、早めに対策を取った」と、学校閉鎖の判断理由を説明した。
小樽市における現検査状況は、累計4,901名のうち陽性者210名。陽性者のうち入院中3名・宿泊療養施設13名・宿泊療養施設調整中20名、陰性確認済等168名、死亡6名。
◎11月27日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について2(PDF)
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