小樽の青少年健全育成に貢献 9名顕彰

 小樽市(迫俊哉市長)は、2020(令和2)年度小樽市青少年育成功労者等顕彰式を、11月18日(水)11:00から、市役所(花園2)3階第1委員会室で開き、永年にわたる功績や善行を称えた。

 

 同市は、1991(平成3)年度から、町会等において青少年の健全育成や非行防止に貢献した個人・団体を顕彰し、2019(令和元)年度までに345名の個人と32団体を顕彰している。

 

 顕彰対象者は、青少年の健全育成指導や善導、環境浄化活動等に顕著な功績があり、現在も活動中で10年以上継続している個人や、子ども会やジュニアリーダー組織、青少年団体に所属し、青少年活動の模範となる行いを4年以上継続している25歳まで青少年や、10年以上継続して積極的な活動を行っている団体。一度顕彰を受け、10年経過後、規定に該当する人は再度顕彰の対象となる。

 

 今年度は、10年以上にわたり青少年の健全育成指導に功績があった1名と、10年以上青少年の善導指導に功績があった8名(小樽市青少年センター少年補導員)を顕彰し、迫市長から表彰状が贈られた。

 

 迫市長は、「10年以上の永きにわたり、スポーツを通じた青少年の育成に尽力し、少年補導委員として愛の声かけ活動に参加、多くの青少年の非行防止に尽力をいただき、これまでの労苦に敬意を表する。

 

 青少年が関わる痛ましい事件や事故が頻繁に報道されるなど、取り巻く環境には多くの問題を抱えていて、力を合わせて育てていくことが大変大きな課題。市においても、学校や家庭・地域・関係機関と連携し、青少年の非行防止と健全な育成の取り組みを、一層進めてまいりたい」と挨拶。

 

 東小樽町会での活動で、1960(昭和35)年から1998(平成10)年まで女子ソフトボール少年団で、2000(平成12)年から今日まで東小樽野球少年団の監督として、スポーツを通じた青少年の育成等に尽力した飯田賢一さんは、受賞者を代表し、「それぞれの立場で、青少年の健全育成や善導活動に力を尽くしたと、お褒めの言葉を頂いたが、まだまだすべきことがあると考える。

 

 この度の表彰を期に、私達一同は、微力ではあるがこれまでの経験を活かし、気持ちを新たに地域の先頭に立って、心豊かに逞しく生きる力を持った青少年の育成に取り組んで参りたい」と謝辞を述べた。

 

 ◎小樽市青少年育成功労者及び優良青少年顕彰について(外部)

 ◎関連記事