小樽市今後の取り組みについて 定例記者会見

 

 

 小樽市(迫俊哉市長)は、10月29日(木)14:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で定例記者会見を開き、今後の同市の取り組みについて報告。

 

 降雪季節前の11月1日(日)に除雪対策本部を発足し、2日(月)9:30から発会式を行い、除雪懇談会を9日(月)~12日(木)の4日間実施する。

 

 予防保全の観点からバス路線と主要通学路を優先。排雪量は前年並みを確保。主要交差点を昨年度より4ヶ所増の100ヵ所に、冬の景観や観光客の安全のために、メルヘン交差点周辺を増やし12ヶ所にする。

 

 避難所運営訓練を11月4日(水)10:00~12:00に桃内町内会館で実施。避難訓練・受付訓練・配置訓練を行う。避難所に訪れた平熱者と発熱者を分け、動線や空間を確実に分離することに重点を置き、物資の受け取りや配給なども行う予定。

 

 2021(令和3)年成人式については、新型コロナウイルス感染防止対策を図り、密集を避けるために、約910名の該当者を住んでいる地域により2回に分け、1回を40分程度に短縮して実施することを決めた。

 

 国が示した「次のインフルエンザ流行に備えた体制整備における基本的な方向性」を踏まえ、発熱患者に対応する新たな相談・受診体制の整備を図ることとした。

 

 同保健所柴田健治次長から、11月中旬に開設予定の同市発熱者相談センターと同市発熱者検査センターについて説明があった。

 

 これまでの新型コロナウイルス感染症を疑う発熱者は、帰国者・接触者相談センターである保健所が24時間体制で対応し、医師の診断で必要があれば、帰国者・接触者外来で検体を採取し、保健所でPCR検査を実施してきた。

 

 今後、国内外からの往来が始まり、発熱者が増加する時期でもあり、市民からの相談も増加することが予想され、新たな相談・受診体制を整備した。

 

 発熱等の症状がある場合は、かかりつけ医に電話で相談し、その診療所が検査を行っている場合は、予約して受診。費用は保険診療で、コロナの検査においては公費負担。

 

 かかりつけ医がいない場合や相談する医療機関を迷う場合は、24時間対応の新設の同発熱者相談センターへ電話相談する。かかりつけ医が検査を行わない場合や、発症から2~9日目の人などは、医療機関や同発熱者相談センターにより、同発熱者検査センターを予約。検査時間は平日午後1時間。

 

 同検査センターやかかりつけ医での検査は、コロナとインフルエンザの両方の検査を実施し、40分ほどで判明する。陰性だった場合は、予め決めておいた医療機関やかかりつけ医を受診し、陽性が判明した場合は、保険所に連絡が入り入院先を手配する。

 

 両センターの運用は、11月中旬となる見込みで、電話番号等の詳細が分かり次第、市民への周知を図るとした。

 

 ◎小樽市長定例記者会見記録(外部)

 ◎小樽市の発熱等の症状がある方の相談・受診の流れ(PDF)