創立30周年の北海道ワインが記念ワインを発売!

 市内朝里川温泉にある北海道ワイン株式会社(嶌村彰禧社長)は、今年で創立30周年を迎え、記念ワイン5種類を特別価格で発売する。

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 北海道ワイン(株)は、1974年(昭和49年)からワイン造りを始め、今年で創立30周年となる。同社は、北海道で収穫される葡萄1万トンの、4分の1に当たる葡萄2,411トンを仕込み、葡萄使用量で、日本一のワインメーカーとなっている。自家栽培した葡萄から作られる100%“生ワイン”は、昨年8月に、「北海道生ワイン」の商標登録を、特許庁などから使用を認められた、北海道ワインだけのもの。

 今回30周年記念ワインとして発売されるのは、「感謝価格ワイン」3種類と、「特別限定醸造ワイン」の2種類。

 「感謝価格ワイン」は、小樽セイベル赤、小樽セイベル白、北海道ミュラー・トゥルガウの3種類。創立時の目標である1mlあたり1円(税別)の756円(本体価格720円)で、30周年記念ラベルで各3万本を、道内限定での販売。

 「特別限定醸造ワイン」は、自社農場で収穫した高品質の葡萄を原料に、瓶熟成を経て出荷される特別ワイン。限定18,854本のケルナー(白)と、限定7,231本のツヴァイゲルト・レーべ(赤)の2種類。各1,800円(720ml)の特別価格での発売。

 同ワインは、第1回国産ワインコンクール銅賞を獲得したワインで、普通では3,000円から5,000円位の価格設定になるものという。

 同社の嶌村彰禧代表取締役社長は、「創立30周年で、当社のワインがヨーロッパの伝統にやっと追いついたという気持ちでいっぱいです。自社で栽培した葡萄で造ったもので、北海道の農業基盤もしっかりと固まることにもなったと思う。これからまたワイン造りの新しいスタートとなる」と、ワイン造りに新たな意欲を燃やしていた。写真は、嶌村社長の説明を受ける山田市長。

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