小樽市教育委員会主催のスポーツ吹矢教室が、10月4日(日)10:30から、総合体育館(花園5)第一体育室で開かれ、日本スポーツウエルネス吹矢協会小樽運河支部の公認指導員稲垣廣次支部長をはじめ、4名の指導員から手ほどきを受け、初めての吹矢に子ども3名と大人1名がチャレンジした。
スポーツ吹矢は、5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うもので、性別・年齢問わず、誰でも手軽にゲーム感覚で楽しめるスポーツとして親しまれている。
同教室は、子どもたちの体力向上のため開かれ、年1度のスポーツフェスティバルでも体験でき、200名が集う人気となっている。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で大会等が中止となり、今回初めて開催された。
稲垣支部長は、「健康に良く、礼儀正しく、どこでもできるスポーツ。大人には血行促進や腹式呼吸の動作が体に良く、子どもには集中力が養われる」とメリットを語った。
筒を持ち構えて上げ、子どもは5m先、大人は6m先の的を狙って吹く一連の動作を指導。最高得点7点で5本の矢を吹き、合計点(満点35)を争う。
宮崎志道君(小2)は、「テレビでは見たことがあったが初めての経験。的に当ると楽しい」と話し、回を重ねる毎にメキメキと上達が見られ、引率の母親も体験していた。
2009(平成21)年、5番目に北海道の支部として立ち上げた同支部では、現在、小学生2名と60歳~70歳代8名の10名の会員。都通り商店街のモード洋品店(稲穂2)跡で、月2回練習に励んでいる。
同支部で最高段位の4段を取得した小倉芳晴さんをはじめ、小学生会員も初段と2段を取得し、稲垣支部長の立会いの下、段位検定試験が実施されている。
18日(日)も10:30から同会場で開催予定。
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