雪あかりの路に50万8,000人


yukiakari-soukatu2.jpg 14日(日)に閉幕した「第12回小樽雪あかりの路」の来場者数が、50万8,000人となったことが15日(月)に分かった。同実行委事務局が発表した。
 今年の雪あかりの路は、5日(金)から14日(日)までの10日間。期間中の前半は天候に恵まれず、昨年と比べて大幅な減少となった。しかし、後半は、さっぽろ雪まつり最終日の11日(木・祝)をピークに、来場者数が伸び、最終的に、昨年の47万2,000人よりも3万6,000人多い、50万8,000人となった。
 運河と手宮線のメイン会場で使用したろうそくは約6万本。このほか、市内各地のあかりの路会場やろうそく販売所で約9万本となり、期間中の使用本数合計は15万本としている。
 ボランティア参加者は、市内のボランティア団体をはじめ、一般、韓国・中国の海外ボランティアを含めて、延べ2,850人と過去最多となった。
yukiakari-soukatu1.jpg 2回目の「バックヤードツアー」は、6日(土)・7日(日)・11日(木)・13日(土)・14日(日)の5日間、各日15:00と16:00の実施で、308人の参加者を数えた。「イベントの裏側を見ることができたこと、スノーキャンドルづくりの体験ができたことなどで、好評を得た」という。昨年の1回目は232人。
 小樽商科大学とのコラボイベントは、「商店街の賑わいづくりに貢献した」としている。
 イベント閉幕後の15日(月)、事務局をはじめとするボランティア、建設業者たちは、使用したロウソクの片付けや、会場のオブジェの取り壊し作業に追われていた。今年は、韓国ボランティアたちも、片付け作業に参加し、「いつもは5人でやるところ、男の子たちが頑張ってくれたおかげで作業の進みが早い」と話していた。
 使用したロウソクは、芯を抜き取り、大鍋に入れて溶かして固める。来年、ワックスボウルを作るために再利用する。
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