小樽市教育委員会生涯学習課では、夏休みを活用し、小学生向けの体験活動を8月8日(土)のプログラミング体験を皮切りに3回実施。
11日(火)9:30から、市内小学生3~5年生15名が参加し、2回目となるストロー工作会を、小樽双葉高校奉仕活動部の1~3年生12名と片山智和顧問・ 古田和幸教諭が講師となり、生涯学習プラザ(富岡1)ホールで開いた。
この取り組みは、2018(平成30)年から、長期休暇の生活のリズムを乱さないよう「早寝・早起き・朝ごはん」を目的に始まり、市内小学校を会場に普段体験できない体験会を企画。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、生涯学習プラザを会場に、密にならないように配慮し行われた。
はじめに、同校奉仕活動部が交通安全活動の中で制作配布している、夜光反射材入りのレジンアクセサリー作りを体験し、休憩をはさみ、ストロー工作が始まった。
各テーブルに高校生が配置され、分かりやすく丁寧な説明で小学生にアドバイス。上手く組み立てられない子どもには励ますよう言葉をかけ、諦めないよう制作意欲を引き出し見守った。
色とりどりのストローを使った正二十面体が次々と完成し、参加した子どもたちは笑顔で喜んでいた。
4年生の女子児童は、「繋ぐところが難しかったけど完成できた。家に飾りつもり」と話した。
最終回の18日(火)は、生涯学習課学芸員が、粘土を使った縄文土器づくりを指導。小学5年生以上15名が参加する予定。