十津川警部登場 「小樽・北の墓標」連載始まる!

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 小樽を主舞台に、あの十津川警部が活躍する西村京太郎・作、小野利明・画の「小樽・北の墓標」が、4月4日の毎日新聞の日曜版「日曜くらぶ」で連載が始まった。

 鉄道ミステリーの第一人者、西村京太郎さんの「小樽・北の墓標」は、40年前の真相を追い、十津川警部が小樽に登場して、事件の解決を目指すミステリー作品。4月4日(日)から始まった連載は、第1章帰郷でスタート。十津川警部の先輩で、3月末日に定年退職した、小樽出身の警視庁捜査1課の名物刑事の木村刑事が、4月5日に夫婦揃って、十津川の家を訪問することから書き出されている。

 定年退職した木村刑事が、東京生まれの奥さんと、上野発16:20の寝台特急「カシオペア」で、小樽に帰るのを、十津川の奥さんが見送りに行く。その際の伝言に「そのうちに、小樽にお邪魔したいと、言っておいてくれ。もちろん、家内と一緒に」と、十津川が言い、近いうちの十津川夫妻の小樽登場を示唆している。

 鉄道で、小樽に帰る先輩刑事のことから、十津川が捜査を担当する、上野公園で起きた女性の殺人事件が、『(ひょっとしてーーー)と、十津川は、考えた。(被害者は、小樽から来たのではないのか?)』との連想での疑問符で第1回の連載を終えている。

 新聞全1ページの中に、小樽の地名が22回も出ており、小樽がどのように描写され、十津川警部がどんな活躍をみせるか、今後の展開に期待がもてる連載スタートだ。

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 毎日新聞HP