小樽市は、1月18日(月)から、ホームページや窓口で空き家・空き地の情報提供を開始した。
この「空き家・空き地バンク」制度は、「市内にある空き家・空き地の物件情報を登録し、公開することによって、物件の有効活用を図り、市への定住人口や地域の活性化を促進する」としている。
空き家・空き地の所有者が、市建設部まちづくり推進室で物件を登録すると、市のホームページで公開され、利用希望者に物件の詳細を周知することが出来る。こちら
現在、賃貸4件・売買3件・空き家1件の計10件が登録されている。それぞれの項目をクリックすると、物件の一覧が表示される。所在地や物件概要、希望価格、写真などを見ることが出来る。
物件概要では、建物構造と建築年数だけ表示され、このほかの「詳細」はPDFでの公開となっている。PDF閲覧には多少の時間がかかるため、ユーザーから嫌われるケースが多く、担当者も「改善しなければいけない」としている。
市まちづくり推進室では、「グーグルのストリートビューと連携したり、間取り図を掲載することなど、色々と熟考したが、個人の所有物件などを載せる場合もあり、本州でもトラブルがあったようにイタズラの原因となってしまう可能性もあるので、ある程度控えた情報を掲載している。興味のある人なら、市に連絡があると思うので、色々データを持っているので紹介出来る」としている。
◎借りたい、買いたい場合