小樽観光の復活へ!商大生がPV制作

 小樽商科大学(緑3)猪口純路ゼミでは、2018(平成30)年10月に合同会社ええんちゃうを設立し、小樽を観光業で元気づけるために、ゼミ生がゲストハウス「Hostel順風満帆」を2019(平成31)年3月から営業を開始。

 3、4年生49名が運営にあたり、清掃から受付、鍋パーティなどのイベントを企画し、共有スペースで交流を図っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月から休業を余儀なくされ、観光客減少で衰退する小樽観光を復活させようと、「最初の自粛観光は小樽にしませんか?」をコンセプトに、5月から動画制作を企画。

 感染の影響を受けた大学でも、前期授業は在宅で課題に取り組む学生生活を過す日々だったが、ゼミ生5名が、緊急事態宣言明けの小樽観光を活性化させたいと、Zoomを使って会議を行い、2日で動画撮影を済ませ、約12分の動画にまとめた。

 利尻みのや・蝦夷屋・かま栄・ファインクラフト・ルタオ・小樽オルゴール堂・小樽バイン・田中酒造・新倉屋、9つの企業から協力を得て、それぞれの人気商品や特徴が店主等によって紹介されている。

 6月27日(土)からYouTubeとSNSアカウントで公開中で、7月7日(火)現在、453名が閲覧している。現在休業中の同ゲストハウスも、18日(土)から貸切で再開する予定。

 ゼミ生の萱場菜月さん(3年)は、「私たちもゲストハウスを運営し、お客さん商売なので、小樽を歩く人が誰もいない、寂しくなっているのを見て、早く観光客が訪れ、小樽に元気が戻ればと思う。早くゲストハウスを再開したい」と思いを述べた。

 ◎小樽ドキュメントPV制作プロジェクト(YouTube)

 ◎Hostel 順風満帆(外部)

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