体験授業でZoom活用 望洋台中学校

 小樽市立望洋台中学校(望洋台3・伊藤仁弥校長)は、6月18日(木)5校時目の技術の授業で、1年1組の生徒から、Web会議の代表的ツールZoomを活用した体験授業を実施した。(写真提供:望洋台中学校)

 小樽市教育委員会から遠隔授業を行うよう、市内全小中学校に通達。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、長期休校を余儀なくされ、6月1日(月)に学校再開となったが、警戒レベルが上がり再度自粛要請が出されることもあり、生徒が学校へ登校できない場合でも、学びを保障する必要があると、Zoomを活用した学習形態を体験させて学ぶ機会を早期に設けた。

 柴田靖士教諭がPC室から、3密を避けるため、生徒は8名ずつ3分割にして音楽室で、教育委員会から配備されたタブレット11台を活用して行われた。

 柴田教諭が、映像や音声を切ることができる機能を教えると、スマートフォンを所持している生徒でも、Zoom利用は初めての者が多く、興味深そうにタブレットを眺めていた。自分の姿がどのように映っているのか心配そうな生徒もいた。

 18日からスタートして24日(水)までに、全校生徒145名が体験する予定だ。