埋立て前の小樽運河、市場、路地裏、新しい観光地など、小樽の今と昔を捉えた写真と絵画作品が、11月28日(土)から市立小樽美術館(色内1)で展示される。
同館の企画展「写真と絵画による小樽今昔物語2」。1999(平成11)年に「小樽今昔物語1」を開催してから10年経ったことから、節目として開くことにした。
小樽在住の写真家8人と画家13人の作品75点を展示する。「写真家と絵画コレクションを同一会場で展示し、小樽の新旧をたどるものです。現在の小樽の写真家たちと、小樽画壇の形成をになった草創期の画家から現役作家までという異色の顔合わせとなります」。
小樽の人々、小樽歴史探訪、小樽の自然のテーマを設け、小樽の失われた風景と新しい観光地のにぎわいを写真と絵画で対比する。星田七重学芸員は、「小樽の美しさ、風土の厳しさ、そこにある人々の暮らしなどを感じとっていただければ」と話している。
観覧料:一般300円、70歳以上の市内在住者150円、小中学生無料
問合せ:0134-34-0035