小樽市(迫俊哉市長)は、5月7日(木)に新型コロナウイルスに関連した患者、市内16例目(道内917例目)・17例目(918例目)・18例目(919例目)の3名が、新たに発生したことを確認した。
患者3名は、市内在住の家族3名(男1名・女2名)で海外渡航歴はなく、男女は自営業、残りの女性の職業や3名の年齢は非公表。
4日(月)に陽性を確認した道内849例目と、6日(水)の895例目・896例目・897例目とは親族で、4月下旬に後志管内で、3名の家族を含めた親族と会食等の集まりがあり、濃厚接触者となる。市内在住の他の濃厚接触者は陰性を確認している。
18例目は4月28日(火)に37.5℃の発熱があり、17例目は5月2日(土)に37℃の発熱、16例目は4日(月)に倦怠感があったことから、親族の849例目が陽性を確認した同日に、3名共に帰国者・接触者外来を受診し検体を採取。6日(水)に道立研究所で検査、7日(木)に陽性が判明。市内感染指定医療機関に入院中で、会話ができ軽症とのこと。
自営業の男性は、不特定多数の人に会う仕事ではないが、症状が出る2日前まで業務していたという。
田中宏之医療業務担当部長は、「接触者が特定できたこともあり、本人の希望により年齢を非公表とした。クラスターとはここでは判断できない」と話した。
小樽市保健所(富岡1)でのPCR検査再開については、「原因究明に全力であたっているところ。再開がいつかは見通しが立たない。地元でできないので結果が出るのに1日にかかる。なるべく早く検査を再開したい」と話した。
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