NPO法人Egao(小樽商科大学江頭進ゼミ)は、新型コロナウイルス感染の影響で厳しい思いをしている小樽の人を応援するwebサイト「Otaru Take-out(外部)」を開設し、4月18日(土)から運用を始めた。
2016(平成28)年4月設立の同法人は、地域通過Tarcaの運営、歴史的建造物保存・活用のためのクラウドファンディング事業など、同大学と連携し小樽に根ざした活動を実施。現在、小樽商科大学の3・4年生23名が所属し、そのうち3年生12名がこの事業に携わっている。
現在、学生たちは、大学に立ち入ることができず在宅のままでも、小樽を応援をしようと企画。在宅中の学生たちが、通話アプリを使いリアルタイムに情報を共有し、掲載への作業に取り組んでいる。
市内の様々な業種の事業主から寄せられた情報を元に、感染予防に最大限の注意を払いながら営業を続けている飲食店のテイクアウトサービスなどの取り組みを紹介。
22日(水)時点で12店舗を掲載し、2店舗が下書き中。掲載希望者は、店舗名・住所・電話番号・商品メニューやサービス内容など、必要事項を明記してメールする。掲載料等無料。
代表の山口駿さんは、「自宅にいても、店の味を楽しめるテイクアウトできる店を紹介し、飲食を応援しようと実施した。学生が小樽を支援できればと強い思い。掲載したい方はぜひ連絡を!」と呼びかけた。
同事業のひとつ「小樽あんかけ焼きそば事典」刊行時の協力店には、電話で連絡。SNS等で情報発信に努め、1件でも多くの店の掲載をと期待を寄せている。
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