小樽市(迫俊哉市長)は、4月17日(金)15:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で、6例目と7例目(道内336例と337例)の新型コロナウイルス感染者について、記者会見を開いた。
3月27日(木)に5例目の感染発表後、20日ぶりの感染発生となった。
4月16日(木)に確認した6例目は、2月10日(月)から北海道がんセンターに入院していた、小樽が居住地の80歳代女性で、同センターは、昨日、看護師3名が陽性を確認した病院で、院内感染が疑われる。
女性は、4月初めに咳が出て、9日(木)に38℃台の熱、15日(水)に肺炎像はないが、同センターで検体を採取し、札幌市衛生研究所で検査したところ、16日(木)に陽性が判明した。現在、同センターに入院中。会話はでき軽症。
7例目は男性で、日本国籍の会社員。居住地と年齢は本人の希望により公表できない。海外渡航歴なし。北海道内164例目と同一人物。
3月24日(火)に新型コロナウイルス検査で陽性となり、管内感染症指定医療機関に入院していたが、陰性となり28日(土)に退院。
4月15日(日)に長時間の会話後や就寝時に咳が継続したため、16日(木)に帰国者・接触者相談センターに相談し、検体採取したところ陽性と判明、市内感染症指定医療機関に入院した。会話ができ軽症。
同市における検査状況は、100名(市外7名及び他県分1名を含む)のうち、陽性6名。札幌市衛生研究所で1名検査し陽性。
本日発表の2名を含むこれまでの感染者7名のうち、6例目と7例目の2名のほかは退院している。北海道内では、これまで最多の33名の感染を確認。医療現場での感染が広がっている。
◎小樽市長記者会見記録2020(令和2)年4月17日(新型コロナウイルスに関連した患者の発生)
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