株式会社家庭サービス社(幸3・村瀬満代表取締役)は、新型コロナウイルス感染拡大により品薄になっている消毒液、次亜塩素酸水900リットル(ポリタンク20リットル×45缶・112,500円相当)を、小樽市(迫俊哉市長)へ寄附した。
4月16日(木)11:30から、市役所(花園2)2階市長室で、村瀬代表取締役とシステム開発部の村瀬淳氏が出席し、寄附の趣旨と同社で製造している次亜塩素酸水について説明を行った。
電気工事、電解水衛生環境システム設計・施工・管理を行っている同社では、微量の精製塩や希塩酸と水を電気分解し、除菌力のある酸性電解水(次亜塩素酸水)を作る除菌電解水給水器を、一般家庭や飲食店、宿泊施設や老人施設等に設置・販売している。
次亜塩素酸水は、ほとんど匂いがなく高い安全性があり、洗浄、除菌に使用可能。消臭効果もあるが、直射日光に弱い。
迫市長は、「学校で消毒液が不足しているとの話を聞き、大変感謝している。大切に使わせてもらう」と感謝した。
村瀬代表取締役は、「小樽に生まれ、皆さんのために役立ちたい。市民や学校に通う子どもたちのために使ってもらいたい」と話した。
現在、寄附する次亜鉛素酸水を1分間に4リットル生成している最中で、17日(金)午後には納品できる予定で、次亜塩素酸水の販売を行ってはいないが、新型コロナウイルス感染が収束するまで、市からの要望があれば寄附を続けるとした。