個人住民税に係るデータ入力漏れ 小樽市

 小樽市財政部市民税課は、個人の市・道民税について、年金支払額のデータ入力漏れにより、課税漏れ等が生じていることを、4月10日(金)付で発表した。

 2020(令和2)年3月25日に、2019(令和元)年6月~2020(令和2)年2月の日本年金機構から送付される一覧表の内容を課税料として使用する際、入力漏れにより、その一部に課税漏れ等の発生を確認したため、直ちに調査を開始し、4月7日(火)に完了。

 市・道民税額の変更により、国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料にも影響があった。

 増額となった人は15人で、最大52,540円で最小100円、合計174,040円。減額となった人は2人で、最大18,690円で最小3,000円、合計21,690円。該当者には新たな納付書を作成し、詫びとともに納付の依頼をした。

 今後は、データ件数と出力件数のチェックを複数人で確実に行い、多方面から論理チェックし、既存の業務手順書に、ミスの内容と原因・防ぐための確認方法を記載して細心の注意を払い、再発防止に努めるとした。