小樽運河に面した画廊喫茶「うみ・かぜ・未来」(港町5)で、11月4日(水)から15日(日)10:00~18:00まで、「祝津の家号展」が開かれている。
この画廊喫茶は、2006(平成18)年12月、運河沿いのレストラン「びっくりドンキー」隣にオープン。カフェメニューを味わいながら、期間毎に入れ替わる様々なアートに触れることが出来るスペースとなっている。
「祝津の家号展」では、祝津の龍泉寺護持会・国谷一成所長(たなげ会理事)が、コレクションしている140点の家号(屋号)を展示している。
家号は、商店や石造り建造物や道具類などにつけていた印。家印や旗印の総称で、広告をかねて使用されていた。
国谷さんは、数年前から、家号の意味、名前、家業、使用者などを調べていた。まだ、家業が分からなかったり、読み方が分からないものがある。
同店には、祝津地区にニシン漁の最盛期と共に古くから各家々で使用されていた代表的な漁業家(網元)の家号を並べている。ニシンを背負うモッコなどの道具も展示している。
コーヒーなどをゆったりと味わいながら、ニシン漁で栄えた小樽の漁師たちがつけた印を眺めることが出来る。
「祝津の家号展」は、11月4日(水)から15日(日)10:00~18:00(最終日16:00)まで。入場無料。
同店のギャラリースペース貸出しは、来年3月まで無料。0134-20-2211
◎うみ・かぜ・未来