ミスおたる運営協議会(西條文雪会長)は、これまで小樽観光物産プラザ(色内2)1番庫ギャラリーで実施していた、ミスおたるの新旧交代に伴う任命式と交代式を、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して、3番庫ギャラリーに会場を変更し関係者のみで執り行った。
2019ミスおたるを務める本間則恵さん(25)と西田真美さん(21)とともに、真新しい制服に身を包んだ、2020ミスおたるの越智千香子さん(22)と藤井美縁さん(21)が、少し緊張した様子で登場。
西條会長は、「2020(令和2)年度のミスには、先の見えない不安があるが、心おきなく活動できるよう1日も早く収束してもらいたい。本間さんと西田さんの2人は、1年間重責を担ってくれた。潮まつりではミス潮となるなど、素晴らしい活躍をしてもらった。越智さんと藤井さんの新しいミスには、厳しい船出となるが、健康に留意しできることから待ち前の明るさと元気さで活動してもらい、小樽の顔として観光PRに尽力してもらいたい」と感謝とエールの言葉を述べた。
任命式では、西條会長から新ミスに任命証が贈られ、2019ミスから襷がかけられた。
越智さんは「小樽の魅力を広く伝えていけるよう頑張ります」、藤井さんは「小樽の魅力を親しみやすく、遊園地のスタッフのように明るく元気に伝えていきます」と抱負を述べた。
本間さんは、「良い経験ができた。新しい仕事と出会いもあり、ミスおたるでなかったらできない立ち振る舞いなど、女性らしさも成長できたと思う」と述べ、西田さんは、「北海道にいると気付かないことも、道外の物産展に出ると、楽しみにしているとの沢山の声を聞き、改めて魅力を知る機会になった。北海道を支えられるような仕事に就き、魅力を伝えていきたい」と述べた。
新ミスの任期は、2020(令和2)年4月1日~2021(令和3)年3月31日の1年間。クルーズ客船の新寄港時やおたる潮まつりなどの市内イベント、道内外の物産展などに参加し、小樽の街のPRに花を添えている。
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