初日に賑わい 「なんとか7万円の黒字」 潮まつり最終報告


 7月に開催された「第43回おたる潮まつり」の最終報告を行う実行委員会が、10月28日(水)17:00から、中華レストラン好(ハオ・色内1)で行われた。
 今年の潮まつりは、7月24日から26日までの3日間で開かれた。3日間の来場者数は102万人で昨年の108万人よりも6万人減少した。しかし、43年の歴史の中で初となる初日の花火大会を開催したことから、初日の来場者数は17万人と昨年の9万人に比べて8万人増える結果となった。
 また、決算では、厳しい財政状況の中、「なんとか7万円の黒字となった」。ホームページ運営費やミス潮の着付けの回数、ステージ出演料、社中・審査員謝礼・コンテスト賞金などの支出を削り、予算の3,432万円よりも26万1,103円の減額に成功。さらに広告収入で、KDDIから40万円、ニトリから50万円の大口の協賛金を確保したことなどから、赤字決算をなんとか避けることが出来た。
 西條文雪実行委員長は、「24日の花火大会は一味違い、来場者数に貢献した。収支も厳しかったが、とんとんで、若干の黒字となった。奇跡に近い。これも、市民の潮まつりにかける思いがあったことからだ」と総括した。
 また、高橋幸考運営委員長は、「今年、一番大きかったことは、金曜日の花火大会によって、初日のふれこみに賑わいが出来たこと。来場者が多く壮観だった」と述べた。
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