「小樽写真散歩」by akemi iwata《春の使者現る!なえぼ公園》

 穏かな春の日差しが感じられた3月15日(日)、積雪も37cmとなった小樽では、最高気温3.1℃(12:28)を観測し、少しずつ春の便りが届く季節となった。

 

 四季折々の自然が楽しめる小樽なえぼ公園(幸1)も一面雪に覆われてはいるが、座禅草の群生地は、春の使者・座禅草の赤い苞(ほう)が顔を出し、公園内にも小さな春を見つけた。

 

 

 幸方面の出口近くにある群生地は、長靴でなければ歩けないほど雪深い中に、雪解け水が流れる小川がいくつもあり、湿地帯を形成している。

 

 その中に10cmほどの赤紫色の苞(ほう)が、小川の中にいくつも顔を出していた。

 

 成長すると苞の中に黄色い花軸が現れ、僧侶がお堂の中で座禅を組んでいるように見えることから名前が付けられた。

 

 

 今後、さらに雪解けが進み、カタクリや福寿草・水芭蕉が顔を出し、春の便りが続くことになる。

 

 ◎小樽市〜小樽の野草(外部)

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