小樽市議会第1回定例会 会派代表質問2日目

 小樽市議会第1回定例会は、2月26日(水)13:00から、共産党の川畑正美議員と公明党の高橋克幸議員が会派代表質問に、無所属の前田清貴議員、中村岩雄議員、小池二郎議員が一般質問に立った。

 

 新型コロナウイルス対応について迫俊哉市長は、「診療体制については、感染の疑いがある場合には、保健所に設置した帰国者接触者相談センターに事前に連絡の上、市内感染用指定医療機関に設置した帰国者接触者外来を受診してもらう。入院が可能なベッド数は2床で、患者数が2名を越えた場合、北海道と協同して調整するほか、市内公的医療機関に対して入院受入について協力を依頼し病床を確保する」と答弁。

 

 港湾管理者としてクルーズ船について、船舶の乗客・乗組員の感染の有無や、滞在履歴等による上陸の可否判断については、関係する事業所への周知等連携して取り組む。

 

 3月4日には、小樽検疫所・札幌出入国在留管理局・小樽海上保安部などの行政機関や関係団体で構成する小樽港保安委員会の開催を予定し、今後の対応について情報共有を図るとした。

 

 冬期間に使用が多くなる灯油の支援をする福祉灯油を、高齢者や障害者、ひとり親家庭への実施を求めたが、灯油価格が急激に高騰した場合に他都市の状況や国、北海道からの財政支援の動きや本市の財政状況を総合的に考えて判断。本市の財政状況を見ると国や道からの支援がない中で、市が単独で実施することは困難であると理解を求めた。

 

 ふれあいパス事業を継続していくためには、財政負担のバランスも考慮し、持続可能な制度とすることが必要で、今後の見直しにあたっては、できるだけ分かりやすく、利用しやすい点も踏まえ検討し、利用者負担のあり方として、市内均一区間運賃の値上げ分等は、令和2(2020)年度は市が負担。令和3 (2021)年度以降は、今後の制度設計の中で検討し最終的に判断するとした。

 

 27日(木)は、丸山晴美議員(共産党)・酒井隆裕議員(共産党)・佐々木秩議員(立憲・市民連合)・濱本進(自由民主党)・松田優子議員(公明党)・面野大輔議員(立憲・市民連合)各議員による一般質問を予定している。

 

 ◎小樽市議会本会議における質問要旨一覧(外部)

 ◎R020226小樽市議本会議1(Youtube)

 ◎R020226小樽市議本会議2(Youtube)

 ◎R020226小樽市議本会議3(Youtube)