歓迎!雪あかりボランティア 決起大会開催

 第22回小樽雪あかりの路開幕3日前の2月6日(木)18:00から、ウィンケルビレッジ(朝里川温泉2)屋外キャンプ場を会場に、西條文雪実行委員長をはじめ、関係者とボランティア約100名が出席して、ウエルカムパーティーと決起大会が行われた。

 手宮線エリアでハートや星を模った雪の造形で同イベントを盛り上げる、宮城県仙台市在住の千葉洋さんの姿もあった。今年で13回目の参加。

 マイナス6℃前後の厳しい寒さに見舞われたが、降雪もなく、月が輝く冬の夜としては穏かな日となった。テントを設置し、バーべキュー用の焼き台8台に炭をおこして準備した。

 今年は、韓国ボランティア(OKOBO)23名、初参加の台湾ボランティア(yooohao)25名、日本人宿泊チーム(橙)14名が参加。同イベントに欠かすことのできないボランティアは、国を越え恒例の雪中バーべキューで交流を深めた。

 西條実行委員長は、「今週に入り、沢山の雪が降りほっとしている。今回、コロナウイルスの問題で観光客が減るかもしれないが、我々としては、来てくれるお客さんに喜んでもらい、小樽は素晴らしいところだと感激してもらえるように、力を合わせて頑張りましょう」と挨拶。

 検討委員会・近藤修弘委員長のよる乾杯の音頭で、イベントの成功と一致団結を誓った。

 株式会社ウィンケル・天野菜央専務取締役は、「出身などに関係なく、密に交流して楽しんでもらいたい」と話した。

 小樽商科大学3年・渡辺了太さんは、「初めての参加で、これまで雪あかりの路が大きなものとは知らなかったが、その一面を知った。交流しながらお手伝いして、せっかく参加する以上は頑張りたい」と意欲を示した。

 同大の社会連携実践Ⅲカリキュラムでの単位認定が始まり、44名ほどの学生が参加を予定している。

 初参加の台湾ボランティア・レイショウヨウさん(18)は、「とても寒いけど、いろいろな経験をしたい。韓国や日本の人と交流し、台湾の魅力を伝えたい」と話し、リン・イリンさん(20)は「香港出身で台湾留学中に参加した。日本語は、授業で真剣に学び、アニメを見て勉強した。オブジェを作るのは難しいけれど楽しい」と話した。

 なお、1日だけや1時間だけ・できる時だけなどでも、ボランティア体験者を募集している。イベント期間中、市立小樽美術館(色内1)1階研修室で、13:00から受付をしている。事前申込不要。

 ◎小樽雪あかりの路(外部)