9月30日(水)、”文化の秋”を彩る「第60回小樽市文化祭」がスタートした。
「第60回小樽市文化祭」(小樽市・小樽市文化祭実行委員会主催)は、美術館(色内1)、産業会館(稲穂2)、市民センター(色内2)、生涯学習プラザ(富岡1)の4会場で開かれる。
文化祭の開幕を告げたのは、97人の水彩・油彩画、工芸、彫刻、版画などを展示する「第63回美術市展」(美術館会場)。2階ホールでは、開会式が10:00から開かれ、市長の挨拶やテープカットが行われた。
美術市展には、委員や一般の97人の作品が展示されている。市展賞や市長賞など各賞受賞作品13点も並んでいる。漁港に停まる廃船や、クリスマスツリーの前でピースする子供の姿を描いた和やかな油彩画など、個性豊かな作品が飾られている。
今年は、市展賞に工芸作品が選ばれており、関係者たちは、60年の歴史の中でも珍しいと、その作品を眺めていた。
美術市展は、10月11日(日)まで。入場無料。