シルバーウィークの最終日9月23日(水)、小樽都通り商店街「第3回アートストリートin都通り」の最終日となり、13:00から各コンテストの表彰式が行われた。
コンテストは、同商店街のアーケードの支柱に飾るペナントデザインと写真、家紋デザインの3つ。
メインのペナントデザインコンテストには、18作品の応募があった。優秀賞は、望洋台の主婦・岡内万紀子さん(50)の作品「はばたきと上昇」が選ばれた。気球に乗った家族が空に上がる暖かく夢のあるデザイン。「子供から大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなが楽しめる商店街の雰囲気が伝わる」 と評価された。
表彰式で、同商店街から賞金5万円が贈られた岡内さんは、「都通り商店街は家族で利用させてもらっているので、運気も商売も上昇していくようにと思って考えました。賞金5万円は家族で分けて、それぞれが自由に使うようにします」 と感想を述べた。
写真コンテストでは、65枚の応募作品の中から、住吉町の熊谷裕太さん(15)の「冬、駅の夜・・・」の作品が大賞に選ばれた。JR小樽駅構内で蒸気機関車と電車が並んで停車する様子を撮影した一枚で、「SLから出る蒸気が凍てつく小樽の冬の様子を上手に表している」 と評価を受けた。
家紋コンテストでは、16作品の中から、北村早智江さんの作品が大賞に選ばれた。名前の”さち”を花模様でアレンジした作品。「名前を紋章にうまくまとめた作品」 と評価された。
秋のシルバーウィークの都通り商店街をアートでいっぱいにした同イベントは、23日( 水)で幕を閉じた。
今回、ペナントデザインコンテストで優秀賞に選ばれた作品「はばたきと上昇」は、1年後、同商店街に飾られることになる。
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