財務省北海道財務局小樽出張所(港町5)は、8月11日(火)、後志管内の経済レポートを発表した。
管内経済概要の消費の項目では、「各月とも前年を下回った。消費者の節約志向が続いていることなどから、飲食料品は一部値下げ品以外は生鮮食品を中心に売上げが不調であったほか、衣料品、身の回り品についても動きが弱く、全体では総じて低調となっている」。
観光では、「景気悪化による節約志向が続いていることに加え、新型インフルエンザの影響もあって、総体で前年を下回った。また、世界的な金融市場の混乱に伴う円高等の影響により、外国人観光客も大幅に減少している」。
住宅建設では、「前年のマンション建設に伴う反動減や、住宅建設需要の低迷などから、総体で前年を下回った」。
企業倒産では、「件数、負債総額とも前年を下回っている。原因別では、『販売不振』が4件、『既往のシワ寄せ』、『放漫経営』が各1件となっている」などとしている。
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