小樽市の2月21日(土)・22日(日)の週末の天候は、荒れ模様となっている。
21日(土)の市内は、日中雨が降り続き、道路や屋根に積もった雪を融かした。気温も9:00で4℃と極めて高く、この時期では異例の暖さとなった。道路脇に除雪された雪が、走り去る車両に跳ね上げられたぬかるみで、真っ黒に変色した。
22日(日)には、湿った雪が日中激しく降り続け、9:00の気温は0.3℃で、積雪は77cm。21日の雨で黒くなった雪も、この日の降雪で、また白銀の世界へ逆戻りしている。
札幌管区気象台では、7:40に第1号と、16:40に第2号の低気圧に関する気象情報を発表。「23日明け方から夕方まで、北又は北東の風が非常に強く、海は大しけの見込み。後志地方の海岸では猛吹雪となるので、突風や高波、猛吹雪による交通障害に警戒」を呼びかけている。また、22日21:00頃には「暴風雪・波浪警報」を発表する見込み。22日18:00から23日6:00までの降雪量は20cmを予想。風は、22日東の風、海上16m、後志地方の海岸13m、23日北又は北東の風、海上25m、後志地方の海岸18m、陸上15m、波の高さは22日に3m、23日は6のち8mと予想している。
22日16:35現在、小樽など後志北部に「風雪・波浪・なだれ・着雪注意報」が出されている。
低気圧に伴う荒れ模様の天候は、道路交通にも影響を与え、日中も札樽道の小樽ー札幌JCT間は閉鎖されている。