ガリレオが見た夜空を天狗山で 世界天文年行事


 ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡を作り、宇宙を眺めたのは1609年とされ、今年はちょうど400年目。
 これを記念して、国際連合・ユネスコ(国連教育科学文化機関)・国際天文学連合は、2009年を「世界天文年」と定めた。「世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらう」ことを目的としている。
 「世界天文年」に併せ、小樽の街のシンボル・天狗山(最上2)のロープウェイ山頂駅展望台で、8月12日(水)・13日(木)20:00~21:45の2日間、「親子天体鑑賞会」(小樽星の会主催)が開催される。
 天狗山は、標高532.4m。眼下には、小樽市街、港、積丹半島、石狩湾の展望が広がる。この絶景の夜景とともに、標高532.4mの山頂からは、街の灯りに邪魔されずに、ガリレオ・ガリレイが見た宇宙を眺めることが出来る。
 この2日間は、「木星が見やすくなっています。空の状態が良ければ天の川も見えるかもしれません。流れ星が見られるかもしれません」(天狗山ロープウェイ)としている。
 参加費は不要だが、ロープウェイ往復運賃が必要。大人往復1,100円・子供往復550円。
 世界天文年