家庭ごみの有料化について審議している 「小樽市廃棄物減量等推進審議会」は、昨年11月から12月までに行った5回の審議状況を、市のホームページに掲載した。
市の審議会頭の審議状況を、ネット場に公開するのは新しい試み。「小樽市廃棄物減量等推進審議会」(会長・渡辺和夫小樽商科大学教授)は、11月5日に公募委員3名を含む15名で発足。市長の「家庭ごみの減量化施策と、その方策としての有料化について」の諮問を受け、昨年11月5日から12月25日までに、5回の審議会を開催していた。
同審議会は、審議会の審議の公開を決めており、今回のネットでの情報公開は、この方針に従ったもの。
市のホームページのネットで公開されたのは、5回にわたる審議会の開催状況と、委員名簿や諮問書などの資料。
資料の中には、市の決算状況調や財政健全化、財政危機の克服などの項目も含まれ、今回の家庭ごみの有料化が、市の財政危機の中から生み出されてきていることが明白に読み取れる。
同ホームページでは、審議内容も公開されており、委員の主な発言内容も記述されている。しかし、審議の公開を決めているのに反し、発言の委員名は伏せられており、および腰のネット上での情報公開となっている。
小樽市廃棄物減量等推進審議会審議状況
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