「小樽運河クルーズ」運航開始 7/11(土)からスタート 


ungacruise1.jpg カッターボートに乗って、港湾都市として栄えた歴史的な街並みを小樽運河から眺める 「小樽運河クルーズ」の初運航が、7月11日(土)からスタートした。
 同クルーズを運航するのは、海洋レジャーサービス業の「カラットマリンシステム」(築港・菊地透社長)。「小樽運河の観光は、浅草橋から龍宮橋までとなっているので、観光客を北運河まで引っ張って、小樽運河の歴史を知ってもらいたい」と企画した。
 約6年前に、友人との話し合いの中で「小樽運河クルーズ」計画が浮上。2005(平成17)年から、小樽商科大学のビジネス創造センターと共同研究に入った。
 小型エンジンを搭載した木製カッターボート「Bay Otaru」(全長9m)を用意し、運河や第3号ふ頭周辺などで、試験運航を重ねた。6月30日付で、北海道運輸局から海上輸送法に基づく「不定期航路事業」の認可が下り、7月11日(土)から正式な運航が始まった。
ungacruise2.jpg 初日の12:00からの運航には、この計画に関わった12人の仲間たちが乗船。生憎の曇り空となったが、北運河から小樽運河までの全長1.1km(約40分)のクルーズを楽しんだ。低い橋げたをくぐるたびに、小樽運河に沿って建つ石造り倉庫などの歴史的建造物を水面から眺め、港湾都市として栄えた小樽の歴史に思いを馳せた。
 同クルーズは、7月から12月までの運航予定。平磯岬から高島岬までの運航が可能。すべてチャータークルーズで、運航ダイヤやコース設定は、利用者の要望に柔軟に応えることが出来る。持ち込みやケータリングなども可能で、宴会や新婚旅行での利用もおすすめという。運賃は、1時間15,000円(定員12人)。収益の一部は、環境保全活動へ寄付する。
 カラットマリンシステム
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