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小樽市青少年科学技術館と市立小樽文学館との、初の合同企画展「宮澤賢治と星と鉄道」が、14日(土)から始まった。
合同企画展は、宮澤賢治(1896~1933)の没後70年にちなんで開催された。宮澤賢治が残した数多くの童話のうち、最も知られている「銀河鉄道の夜」を取り上げている。
科学館2階の会議室に「銀河鉄道の夜」の星と、宮澤賢治と鉄道の2つのコーナーが設置されている。
「銀河鉄道の夜」に登場する星座、天体の写真と解説、列車のイメージと言われる岩手軽便鉄道の模型、手動発動機で動かせる鉄道模型とジオラマや、「銀河鉄道の夜」の座席も再現されている。
会期は、2月14日(土)から29日(日)の9:30~16:00。なお、会期中の22日(日)と29日(日)には、同館のプラネタリウム室で、特別記念プラネタリウムコンサート「オルガンとコーラスの夕べ」が開かれる。プラネタリウムの投影をしながらのオルガン演奏で、文学館所蔵の明治末期(100年前)の国産小型オルガンが、プラネタリウム室にゆたかな音を響かせる。
出演は、ステリアコーラス、指揮・本間政昭氏、オルガン演奏・中村祐子氏。定員40名、先着申込順。