北海道共同募金会小樽市共同募金委員会(前田正夫会長)による、10月1日(火)全国一斉スタートの「赤い羽根街頭共同募金」が小樽市でも開かれた。
11:30過ぎ、JR小樽駅前周辺3ヶ所で、前田会長をはじめ、迫俊哉小樽市長、鈴木喜明市議会議長、助成を受けた団体の代表ら約25名が参加して、通行人に募金活動の周知と協力を呼びかけた。
赤十字奉仕団による街頭募金も、早朝から市内全域で行われ、毎年参加しているおたる運がっぱもかけつけ、募金箱を提げ会場を和ませた。
入船六三町会おしゃべりサロンの3名は駅前での街頭募金に初参加。同サロン運営委員は「助成を受けているので身近に感じ、会を支えてもらっているので、お返ししたい気持ちで参加した」と話した。
子ども職業体験「おたるワークキッズ」や子育て支援サークル「ホワイトウイング」、おたる子ども劇場等の代表らも街頭に立ち、募金の協力を求めていた。
前田会長は、「全道的に募金額が下がってきているが、小樽は頑張っている。ぜひこの機会に協力してもらいたい。災害に遭われた方々へ支援したい気持ちでお願いしたい」と協力を呼びかけた。
通行人が少なく心配していたが、同会事務局によると、本日集まった募金総額は10,986円。昨年は9,321円、2017(平成29)年度は12,944円だった。
2018(平成30)年度の同募金運動の結果は、目標額1,150万円のところ、実績額は10,870,891円(94.5%)・一世帯平均額168円。道内人口10万人以上の9都市の平均目標達成率は79.1%・一世帯平均額146円。小樽市はどちらも平均を上回る結果となった。令和元年(2019)年度の目標額は1,150万円を掲げている。
集められた募金は、北海道共同募金会(道共募)に全額送金し、道共募から小樽の団体や施設、小樽市社会福祉協議会などへ助成される。この他、全道・広域助成としては、地域福祉の推進や福祉団体・施設の活動支援、緊急災害支援準備金等に使用される。
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