ピアニストで作曲家の野瀬栄進氏(48)は、9月25日(水)10:30から、小樽市役所(花園2)2階市長室で、10月から始まる全国ツアーや作曲活動の報告を兼ね、迫俊哉市長を表敬訪問した。
同氏の市長の表敬訪問は、2010(平成22)年8月に、「2009年度 S&Rワシントンアワード」の受賞報告で、山田勝麿元市長を訪問後、2回目となる。
2019年International Songwriting Contestで、ファイナルベスト10内(19,000曲中)に入選している。
小樽出身の野瀬氏は、4歳から低学年までピアノを習い、その後クラリネットを習うなどして、20歳で渡米しピアニストに師事。カルフォルニアで2年を過ごし、その後ニューヨークに移住。海外暮らしも28年になる。現在は、ニューヨークと小樽を行き来し、6ヶ月ずつ過ごしている。
日本での拠点を、張碓の古民家に移し、1935(昭和10)年に建てた家をリノベーションして、ライブを計画中だ。
琴をたしなむ迫市長とは、幼少の頃に父の影響でバイオリンを習っていた話などで盛り上がった。
ドラマー、パーカッツョニストなど多才な活動を世界で行う武石聡氏とのユニット「THE GATE」の結成10年を記念して、10月19日(土)黒松内アンジュを皮切りに、11月2日(土)の最終日の東京まで全国ライブを開催。九州・関西・東京など全国12、3ヶ所を予定している。
野瀬氏が目指すジャズは、オーソドックスでもなく、ジャンルにとらわれない自由で、巨匠たちのまねではなく、その時々に聴こえてくる音をなぞる音楽。地元北海道をテーマに、土地特有のスピリッツや音があるオリジナル17曲を書き下ろし披露する。
オリジナル曲は、札幌キタラ・美唄アルテピアッツア・上川かみんぐホール・黒松内アンジュの4ヶ所のみの演奏となる。
野瀬氏は、「自然に聴こえる北海道しかないサウンドを、時間と空間と音を共有できれば」と意気込みを見せた。
写真にも力を入れ、昨年は、4回の写真展を開催。北海道の建物をテーマにした、ギャラリーカフェ茶廊法邑主催の公募写真展で入賞している。
The GATE 結成10周年記念 in Kitara 10月23日(水)
札幌コンサートホールKitara 小ホール
全席自由4,000円 開場18:30・開演19:00
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